レシピ
豆腐について
10月2日は「とう=10、ふ=2」の語呂合わせで1993年に日本豆腐協会が豆腐の日と定めました。
今回は「豆腐」についてご紹介します。
豆腐の歴史
諸説ありますが、豆腐は奈良時代に、中国大陸との交流が盛んであった時に伝わってきたのではないかと言われています。
当初の豆腐はとても高級な食べ物で貴族、僧侶などの一部の人しか食べれない食材でした。
江戸時代に入り庶民が食べれるようになりましたが、江戸時代の初期はまだ、祭りや、お正月、お盆、冠婚葬祭など特別な日にしか口にできませんでした。
今のように普段の食卓にでるようになったのは江戸時代の中頃になってからだと言われています。
豆腐の種類
●木綿豆腐
豆乳ににがりなどの凝固剤を加えて固まり始めたものを木綿の布を敷いた型箱に流し込み、その上から重石をすることで水分をきって作られます。
●絹ごし豆腐
豆乳ににがりなどの凝固剤を加えて型箱に流し込み固めたものです。
絹ごし豆腐が木綿豆腐よりも舌触りがなめらかなのは、水分を多く含んでいるからです。
●ざる豆腐
豆乳ににがりなどの凝固剤を加えたものをざるにすくい、そのまま豆腐の重みだけで自然に水をきったものです。
●充填豆腐
豆乳を一旦冷やし、凝固剤と一緒に1丁ずつの容器に注入(充填)して密閉し、加熱して凝固させます。そのため、容器を密閉してから加熱凝固させているので、他の豆腐に比べて日持ちがよいのも特徴です。